#6. 公認会計士に合格する「勝者のマインド」とは!?

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Guten Tag!メルヘン会計士のひろです!

今回は公認会計士を目指そうと思っている方向けに、僕が4年前に勉強を始める上で、当時気になっていた疑問に答えていこうと思います!では今回もLos geht’s!

難関大学出身でないと合格できない?

はい、まずはここですね。

結論から言いますと、関係ありません。本人の努力次第です。

経験したからこそわかりますが、これは心の底から思います。
この試験って地頭の良さというか、いわゆるIQって不要なんですよね。
1つ1つの問題の難易度は決して難しくなく(難しい問題は捨ててOKなので)、その代わりに試験範囲が膨大という特徴があります。
なのでとにかく地道に愚直に、2年間(あるいは3年間)努力を継続できる方が合格します

それでも合格実績を見ると、難関大学生に合格者が多いですよね?
ここからはその理由や、合格する人のマインドについてご説明していきます。

まず、公認会計士試験に受験資格は一切必要ありません

なので理論上誰でも受験可能です。
これって他の難関資格に比べて、めちゃくちゃ公平なんですよね。

お医者さんになるには当然医学部を卒業する必要があり、入学難易度・学費共に最高クラスです。
弁護士は必ずしも法学部出身である必要はないですが、法科大学院を卒業する必要があります。(予備試験もありますが、試験難易度的にあまり現実的ではありません。)

それに対して、公認会計士は商・経済系の学部出身である必要もないですし、なんなら大卒である必要もないので、近年は現役高校生の合格者も出ています。

したがって結論としては、「公認会計士に学歴は不要」となります。

一方で、毎年の合格者には慶應・早稲田、絶対数こそ少ないものの東大・京大など、名だたる有名大学の卒業生が多くを占めています。

ではやはり有名大学出身でないと、合格できないのか

先述した通り、これも答えはNoです。

ですが有名大学の学生には、会計士に受かりやすい要素があります。

勝者のマインドとは?

難関大学の学生には、勝者独特のマインドが備わっていることが多いです。

大きくは以下の3点です。

すでに大学受験を経験し、しかも成功している

これは大きいです。
この「成功体験」こそが彼らの自信の源であり、更なる「勝利の連鎖」を生むのです。

「自分は日本でも有数の大学に合格したんだ。会計士だって受かるに違いない。」

これは一歩間違えると慢心を生みます。
なので実際難関大学の学生がすべからく会計士に現役合格するわけではありません。

ところが優秀な人って、自信を持ちつつもなかなか油断慢心をしないんですよね。
というのも有名大学に通うと、周りの人間の優秀さに打ちのめされる瞬間があります。
自分よりも優秀で凄い人間がいくらでもいるって思い知らされるんですよね。

結果としてそれなりの自信を持ちつつも、自分を客観視出来る人材が多くなります。

こういう「自信と不安を良い塩梅で兼ね備えている人」はやはり勝負事に強いです、大体合格しますね。

周囲の成功体験を多く経験している

これはどういうことかというと、有名大学の学生は、同級生であったり、先輩であったり、自分の身近な人が会計士に合格しているのを見て、

「へ〜、会計士ってあの人でも合格出来るんだ。確かに大変そうだけど頑張れば俺でも出来るかも。」

こう思えるということです。
大学別合格実績の中で、自分の大学からたくさんの合格者が出ているのを見るとなんか安心する心理と同じですね。

確かにこの時点では「甘い考え」かもしれません。
ですがスタート時点で「絶対無理だ」と思っている人と、「頑張ればいけるかも!」と思っている人では、雲泥の差があります。

それくらい「思い込み」って大事なんです!

逆算思考を持っている

これはまず大きな「目標」を据えて、そこから逆算して短期間の細かいTO DOを洗い出せる思考法です。

会計士に当て嵌めれば、2年後の論文式試験に目標を定める。
そのためには1.5年後の短答式試験に合格する。
そのためには1年後には担当の全科目を本試験レベルにまで底上げする。
そのためにはまず財務と管理の計算を、6~8ヶ月後には基礎を完璧に。
そのためには日々の計算復習は欠かさずに…etc

といった感じですね。

これもやはり大学受験などの成功経験があるからこそ、優秀な人が無意識に行なっている思考です。

でもこれって別に誰でも出来るんですよね。
例えばゲームでも、あのボスを倒すためにはレベルをここまで上げて、武器や防具はあれを買って、あいつを仲間にしてとかやりますよね?

これと同じことを勉強でもやれば良いんです。

勝者のマインドを身に付ける方法は?

ではそうしたマインドはどうすれば身に付けられるのでしょうか?

上記3つのマインドのうち、核となるのは①の成功体験です。

「自信」がある⇨他人の成功を見て「自分にも出来ると思える」⇨行動する⇨成功する!

「自信」がある⇨長期的に見据えた目標を達成出来ると思える⇨短期的な目標を立てて行動する⇨成功する!

自信があるからこそ、この「行動サイクル」が成立します。
もちろん失敗することもあるわけですが、自信を持って行動するだけで成功確率はグッと上昇します。

そもそも行動しなければ成功するわけないですからね。

では成功体験を作るにはどうすれば良いか?

これ、正直なんでも良いんですよ

僕にとってはドイツで生活したことが成功体験でした。

でもそれって本当に成功体験ですかね??

ドイツでマスターを修めたわけではない、現地就職に成功したわけでもない。

現地に1人で旅立って生活し、やっとこさC1というランクの語学試験に合格しただけです。
これって他の人からしたら成功じゃなくないですか?

でも良いんですよ。僕からしたら悪くない成果だったわけです。

これ、種を明かすと、「ドイツに1人で行ってC1を取得する」という行為が、まぁまぁ希少だからなんです。もちろんたくさんいますよ?でもそもそもドイツ語学習者って少ないし、もっと言えば海外に行く人が日本人はまだまだ少ない。そしてC1という試験も結構難しい。

そんなまぁまぁ希少な経験をすると、脳みそは勘違いします。

あれ?俺ってそこそこ凄いことを経験したのかも??」って(笑)

そうなればもうこっちのもんですね。
他のジャンルにチャレンジしたって成功するに違いない!って思えるわけです。

そうすると先述した難関大学生のメンタルにだいぶ近付いたことになりますね!

なのでまずは人生を思い返し、これは頑張ったなって思えることを思い出してください。

いや、そんなのないよ!って方は今から作ってください

なんでも良いんです。日本一周してみるとか、筋トレ頑張ってみるとか、僕みたいにマイナー言語を習得してみるとか(ちなみにマイナー言語は学習者が少なく、すぐ上級者になれるので非常にオススメです笑)。

小さな成功体験+泣くほどの努力が必要

ここまできてようやくスタート地点です。

もちろん基礎学力で彼らに劣っていることに変わりはありません。

彼ら以上の努力、それこそ血の滲むような努力が必要になります。
(合格するまでにかかった僕の総勉強時間などは別の機会にご紹介します。)

ですが当然ですよね?彼らには受験生時代の貯金がある。
そんな強敵を倒すにはそれなりの代償がいる。こちらのレベルを上げるしかないんです。

ではどうするか?

素直に努力を差し出せば良いんです。

周りが1日6時間勉強しているなら、自分は10時間でも12時間でも勉強すれば良いんですよ。

もちろん勉強時間が全てではありませんが、一方で絶対的な勉強時間数というのは必ず必要です。

まして学歴で負けているなら尚更です。

効率的な勉強方法などを模索するのは止めましょう。

とにかく泥臭く、一生懸命に。

考えようによってはたった2年です。
たった2年で人生が変わる。勝者の側へ行ける。
会計士合格という成功体験がより大きな自信を生み、それが次の行動を促し、結果的に更なる成功の確率を高めますからね。「行動サイクル」に乗れます。

まとめ

人は初めから成功体験があるわけではありません。

どんな成功者も、些細な成功を積み上げた結果大きな成功を収めているわけですね。

何も僕らはメジャーリーグのホームラン王になろうとしているわけではありません。

会計士試験なんてのは毎年1,000人以上が受かりますからね。大したことではありません。
だけど一筋縄ではいかないという、力試しにはうってつけの絶妙な難易度をしています

まずは小さな成功を重ね、泣くほど努力する。
人生で泣くほど勉強してみるのも良い経験だと思うので、ぜひ興味のある方は挑戦してみてください!その価値は十分にあるし、頑張った分のリターンもめちゃくちゃある資格です!

それではまた次回お会いしましょう!チュース!

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