Guten Tag!メルヘン会計士のひろです!
今回は、僕が会計士を目指した理由について、改めてお話したいと思います!
では今回も、 Los geht’s!
何か専門性の高い分野を作りたかった
まずはこれですね。
そもそも僕は法学部出身であるのに、司法試験を受けてすらいないことに違和感を覚えていました。
もちろん自分が志さなかったから試験すら受けていないわけなので100%自己責任なのですが、それをぼんやりと悔いていたんですね。
そして大学を卒業した後、手元に何のスキルも資格も残っていないことに気付きました。
その現実から逃避するようにドイツへ行き、結果として英語とドイツ語は中級者程度になりましたが、現地でよく言われた言葉がこちらです。
『外国語の他に何が出来ますか?』
外国語はあくまでツールです。
その語学力という武器を活かせる専門フィールドが求められている訳ですね。
もちろん外国語教師や翻訳家など、語学スキルのみで戦える分野もあります。
ですが、この場合語学力という武器のみで戦うわけですから、めちゃくちゃにその刀を磨き上げる必要がありますね。
僕はこのまま語学力を尖らせるのか、あるいは語学力とシナジーを生める他の専門分野を作るのか。
この選択を迫られました。
結果として、僕は語学力の他に何か専門分野を作りたい!と思ったわけです。
なぜ公認会計士なのか?
この時点では他の専門分野であればなんでも良いことになりますね。
なぜ公認会計士なのか。
僕が迷った選択肢は、下記の4つです。
①弁護士
②プログラマー
③税理士
④公認会計士
①弁護士
僕は法学部でしたので、選択肢にはありました。
ですが司法試験を受けるにはロースクールと呼ばれる法科大学院を卒業するか、あるいは超難関と言われている司法試験予備試験をパスしないとそもそも受験資格が得られません。
そうすると、どんなに短く見積もっても3〜4年、コストは数百万円。
今からこれは苦しいと思い、断念いたしました。あとは僕が目指す海外のキャリアという意味でも、若干ドメスティックな傾向のある弁護士は避けることにしました。
②プログラマー
こちらはヨーロッパで出会ったプログラマーがみんなカッコ良かったんですよね(笑)
インターネット環境さえあれば仕事ができる、そんなユビキタスな、ノマド的な働き方に憧れましたね。
とはいえ、今までPCをいじったこともほとんどない、情報系の勉強をしたこともない。
そんなゼロベースから、僕の目指す『海外でも案件を取れるレベル』にまで上り詰めることは、あまりに難易度が高いと判断し、結局諦めることにしました。
めちゃくちゃ調べましたけどね(笑)でも流石に非現実的だろうと判断しました。
③税理士
④公認会計士
これらは1つにまとめてしまいます。
上記2つを諦めた時点で、税理士か公認会計士のどちらかにすることは決めていました。
ここで僕が公認会計士を選んだ理由は以下の3点です。
①より包括的な学習が可能
②現時点では、公認会計士も税理士登録が可能
③公認会計士試験の方が比較的短期決戦である
税務だけでなく、会計や監査についても幅広く学びたいと思ったわけですね。
そしてパンフレットには公認会計士も税理士登録が可能と書いてある(今後は不明ですが)。
さらに税理士は働きながら5年以上かけて取得する方が多いのに対し、公認会計士は集中的に2年程度で2次試験まで到達可能。
結果として、僕は公認会計士を目指すことにしました。
その決断に後悔はない?
後悔は全くありません。
ですが、今思えば視野が狭かったかなとは思います。
専門分野を作りたいという目標に対し、出てきた選択肢が弁護士や会計士など既存の士業しか出てこないのは、今思えばですが、視野が狭いですよね。
令和の時代には既存の職業に取って代わる、新たな職業がどんどん生まれています。
プログラマーに関しても、やる前から無理だと決めつけているのは良くないですよね。
とはいえ当時の自分はお金もなかったですし、何より26歳という年齢にも悩んでおりましたので、多くの時間をかけられないという制限がありました。
それでも先ほど後悔していないと言ったのは、既存の領域ではない新たなスキルに挑戦するにしても、『会計士のスキル』というのは役に立つからです。
何をするにしても会計や税務の問題はついて回りますよね。
なので僕は今でもこのように思うのです。
「あぁ、あの時会計士を志して本当に良かったな。そのおかげで更なる挑戦ができる。」
会計士というものの最も優れている点は、可能性が広がることだと思います。
取得するには多大な努力が必要ですが、それだけの価値は間違いなくあると確信しています!
なので今目指されている方は、ぜひ一緒に頑張っていきましょう!
ではまた次回まで!チュース!
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