こんにちは！メルヘン会計士のひろです！
- 公認会計士ってよく聞くけど、どういうお仕事なの？
- 試験科目って何？
- 受験資格って必要？
- 商・経済系の学部出身じゃないと不利なんじゃないの？
こういった疑問をお持ちの方がいらっしゃると思います。
当ブログでは現役会計士として働く僕が、上記以外にも様々な疑問に答えていきますので、ぜひ参考になさってください！初回は「公認会計士って何？」です！
公認会計士って何？
公認会計士とは、簡単に言ってしまえば「会社のお医者さん」です。
人がウィルスに侵されて病気になるように、会社もまた様々な要因によって病気になってしまいます。
それを専門用語で「虚偽表示」と言います。
株式会社というものは、株主からお金を貰い、そのお金を使って事業を行い、その結果得た利益を株主に配分いたします(この辺の仕組みの詳細な説明についてはいずれ解説予定ですが、長くなるためここでは割愛いたします。)。
つまり業績が良い方がお金をたくさん集められるわけです(みなさんが株主だったら少しでも利益が高い会社に投資したいですよね？)。そうすると会社は少しでも業績が良いように見せようとしますよね？
その欲がどこに表れるかというと、「財務諸表」です。
財務諸表とは？監査って何？
財務諸表とは難しい言葉ですが、早い話「会社の通知表」です。ただ学校でもらう通知表と決定的に違うことは、財務諸表は会社が自ら作成するのです。普通の通知表は先生が作成しますよね？だからこそ生徒の親は信用できる。もし子供が自分で作った通知表だったら、親御さんはそこに記載された成績を信じませんよね…。
株主も同様です。会社が作成した財務諸表は信用できない。利益を傘増しし、借金を少なく報告するかもしれない(=財務諸表に虚偽表示があるかもしれない)。
だから「公認会計士」が必要なのです！
公認会計士は、法律によってある独占業務が規定されています。
それが「監査業務」です。監査という仕事は公認会計士にのみ許可されています。
そしてこの「監査」こそが、会社の作成した成績通知表である「財務諸表」を第三者の立場から監視し、査定するという公認会計士の主なお仕事なのです。
公認会計士のキャリア・可能性
監査以外にも、公認会計士は「会計・税務・監査のスペシャリスト」ですから、様々なキャリアを歩めます。
- 監査⇨監査法人
- 税務⇨税理士事務所や税理士法人
- 会計⇨会社の経理やCFO(Chief Financial Officer)
- あるいは専門知識を活かして起業する etc
この通り会計士の知識は業界を問わないため(どんな会社にも経理は必要だし、どんな会社も税金は払いますよね？)、可能性は無限に広がっていきます。
ぜひ興味のある方は目指してみてください！難関試験ですが、その価値は十分あると思います！
次回は「試験科目」について解説していきたいと思います！チュース！
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